LPSA 日本女子プロ将棋協会
5月末にLPSA(日本女子プロ将棋協会)が設立されてから、私はよくLPSAのホームページを見ています。
見るたびに新しい企画がアップされていてとても楽しく、元気が出て来ます。
次のホームページ/ブログもLPSAにも関連した内容が載っているのでよく見ています。更新の頻度が高く、楽しい内容でお薦めです。
http://www.positive-girls.net/
ところで先日7月28日、LPSA主催の公認棋戦「日レスインビテーションカップ」の1回戦が開催されました。その時初めてリアルタイムに配信される棋戦のネット観戦をしてみて、非常に面白く、また将棋の勉強にもなることを知りました。
LPSAでは棋譜は「Kifu for Java」というJavaアプレットで配信し、棋戦の様子はWebカメラで撮った写真を一定間隔で更新しているようです。
この2つがうまくミックスして、非常に臨場感があります。うまいやり方だと思って感心しました。
(日レスインビテーションカップでは、操作者がスイッチを切り忘れたのか、棋戦が終わった後もWebカメラがずっと写真を送り続けていて、それがちょっと可笑しかった。)
参考:
私は通常はPCにはLinux かSolaris10をインストールして使っているのですが、LinuxではJavaアプリケーション/アプレットの日本語が文字化けしてしまうことが多いようです。
したがって「Kifu for Java」も日本語は文字化け。
これはSunのJDKの中のフォント構成ファイルfontconfigがLinuxにインストールされている物理フォントに対応していないために起こる現象で、対応策としては、1)対応するフォントをインストールする、2)フォント構成ファイルを正しく編集する、3)fallbackディレクトリを設定して実際にインストールされている代替フォントを検索するようにする、と3通りほどあると思われますが、手順としては3) が一番簡単そうで、私はこの方法で対処しました。
(MS Windows やSolaris10, OpenSolarisでは文字化けはせず、大丈夫です。)
以下、私の実行した手順です。
(私の環境は、Fedora Core 6 + jdk1.5.0_11です。現時点での最新版はFedora core 7、jdk1.5.0_12 ですが、同じ手順でOKのはずです。)
jdk-1_5_0_11-nb-5_5-linux-ml.bin を実行してインストールした場合のデフォルトのディレクトリは/optになるので、以下はその場合の例です。
実行例)
# cd /opt/jdk1.5.0_11/jre/lib/fonts
# mkdir fallback
# cd fallback
# ls /usr/share/fonts/japanese/TrueType
fonts.alias fonts.dir fonts.scale sazanami-gothic.ttf
sazanami-mincho.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-mincho.ttf以上で文字化け解消。
参考URL:
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/guide/intl/fontconfig.html
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