2007/8/29 水曜日

LPSA 日本女子プロ将棋協会

Filed under: 女流棋士新法人設立 — rotake @ 16:11:54

5月末にLPSA(日本女子プロ将棋協会)が設立されてから、私はよくLPSAのホームページを見ています。

http://joshi-shogi.com/

見るたびに新しい企画がアップされていてとても楽しく、元気が出て来ます。

次のホームページ/ブログもLPSAにも関連した内容が載っているのでよく見ています。更新の頻度が高く、楽しい内容でお薦めです。

http://www.positive-girls.net/

http://blog.goo.ne.jp/typhoongirl

http://mtmt-blog.com/

ところで先日7月28日、LPSA主催の公認棋戦「日レスインビテーションカップ」の1回戦が開催されました。その時初めてリアルタイムに配信される棋戦のネット観戦をしてみて、非常に面白く、また将棋の勉強にもなることを知りました。

LPSAでは棋譜は「Kifu for Java」というJavaアプレットで配信し、棋戦の様子はWebカメラで撮った写真を一定間隔で更新しているようです。
この2つがうまくミックスして、非常に臨場感があります。うまいやり方だと思って感心しました。
(日レスインビテーションカップでは、操作者がスイッチを切り忘れたのか、棋戦が終わった後もWebカメラがずっと写真を送り続けていて、それがちょっと可笑しかった。)

参考:
私は通常はPCにはLinux かSolaris10をインストールして使っているのですが、LinuxではJavaアプリケーション/アプレットの日本語が文字化けしてしまうことが多いようです。
したがって「Kifu for Java」も日本語は文字化け。

これはSunのJDKの中のフォント構成ファイルfontconfigがLinuxにインストールされている物理フォントに対応していないために起こる現象で、対応策としては、1)対応するフォントをインストールする、2)フォント構成ファイルを正しく編集する、3)fallbackディレクトリを設定して実際にインストールされている代替フォントを検索するようにする、と3通りほどあると思われますが、手順としては3) が一番簡単そうで、私はこの方法で対処しました。
(MS Windows やSolaris10, OpenSolarisでは文字化けはせず、大丈夫です。)

以下、私の実行した手順です。
(私の環境は、Fedora Core 6 + jdk1.5.0_11です。現時点での最新版はFedora core 7、jdk1.5.0_12 ですが、同じ手順でOKのはずです。)

jdk-1_5_0_11-nb-5_5-linux-ml.bin を実行してインストールした場合のデフォルトのディレクトリは/optになるので、以下はその場合の例です。

実行例)
# cd /opt/jdk1.5.0_11/jre/lib/fonts
# mkdir fallback
# cd fallback
# ls /usr/share/fonts/japanese/TrueType
fonts.alias fonts.dir fonts.scale sazanami-gothic.ttf
sazanami-mincho.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-mincho.ttf

以上で文字化け解消。

参考URL:
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/guide/intl/fontconfig.html

将棋部例会 - 2007年7月21日 - (その2)

Filed under: 将棋部 -例会- — rotake @ 2:49:53

今回はNさんのつながりで、コンピュータ将棋「うさぴょん」の作者である池泰弘さんの特別参加がありました。

最初Nさんから池さんの参加の話を聞いた時、私はコンピュータ将棋にはかなり興味があったので、過去にコンピュータ将棋選手権で実績をあげているうさぴょん(私も既に名前は知っていた)の作者に会えるということで、とても楽しみにしていました。

例会幹事のIさんにその話をしたら、うさぴょんて何?、なんかの動物を連れて来るの?と言われました。例会の後の食事会の時に、うさぴょんの名前の由来を尋ねたら、池さんの奥様が命名したとのことでした。なるほど。確かに、男ではこんな可愛らしい名前は思いつかないでしょう。

(私は30年くらい前にシャープが初めて一般の個人向けに出したMZ80KというPCでBasicで将棋プログラムを、10数年前には SunWorkstation上でSunViewで囲碁のネットワーク対局プログラムを、ほんの遊びで自分で作ったりしていました。その時のBasicの将棋プログラムは3手先を読むのに20分くらかかってしまい、実質使えなかったのですが。自分が書いたプログラム -すごく初歩的なものでしたが- と対局しているのに、まるでコンピュータの中に人間が入っているような気がしてなかなか面白かった。)

池さんご自身は将棋を指すのは久々とのことで、指している雰囲気はなかなか強そうな感じがしたのですが、後で聞いたら中倉彰子女流に6枚落ちで負けたとのこと、ちょっと意外でした。
うさぴょんの方がはるかに強い。
強いコンピュータ将棋を作るには、将棋の強さはほとんど関係なくて、純粋にプログラミング技術の問題なのでしょう。
池さんはあるプロ棋士の将棋の指し方について書かれた本の内容を、そのまま忠実にプログラムにしているとのこと。他にも、どの局面になったら評価するかとか、何手先まで読むのかとか、わかりやすく説明してくれて、とても興味深かった。

(例会には元ゲームプログラマーで今はカーネルハッカーのS君も初めて参加してくれましたが、S君にもぜひ将棋プログラムに挑戦して欲しいものです。S君はほとんど駒の動かし方しか知らないようなのですが、でも1局指して駒落ちとはいえ勝っていたのには驚きました。)

池さんはわざわざ、うさぴょんを入れたノートPCを持ってきてくれて、動かしながら説明してくれました。うさぴょんの話をする時の池さんは本当に無邪気で楽しそうで、私は池さんをとてもうらやましく感じました。

池さんはうさぴょんのバイナリの他にも、コンピュータ将棋の教材として「れさぴょん」という将棋プログラムのソースコードを公開したり、「コンピュータ将棋のアルゴリズム(I・O BOOKS)」、「Java将棋のアルゴリズム(I・O BOOKS)」と、本も2冊書かれています。

参考:
以下のサイトからうさぴょんのバイナリや、れさぴょんのソースがダウンロードできます。

[ うさぴょん usapyon ]
http://homepage1.nifty.com/Ike/usapyon/

[ れさぴょん lesserpyon ]
http://homepage1.nifty.com/Ike/lesserpyon/

以下に池さんの将棋ソフトについての考え方が、わかりやすい文章で書かれています。

http://homepage1.nifty.com/Ike/usapyon/20030806.html

以下、池さんの将棋プログラムと囲碁プログラムの開発日記の掲載されたサイトです。

[「うさぴょん」「ねこにゃ」開発日記 ]
http://usapyon.cocolog-nifty.com/

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