2007/3/7 水曜日

将棋部例会 - 2007年3月3日 (その1)-

Filed under: 将棋部 -例会- — rotake @ 23:10:06

3月の指導棋士は上野裕和四段。

実は上野四段は私の知人の息子さんで、 上野四段がまだ小学生だったころに何度か家にお邪魔しに行って、将棋を指した思い出がある。その後は、奨励会からプロになったお祝い会に招かれた時以来で、そのせいか私にはずっと彼の子供の頃のイメージが残っていたのだが、今回久々に会ってみたら、漂う雰囲気はまさに若々しい青年プロ棋士を感じさせるもので、目を見張る思いがした。人間は変化し成長するものですね。

上野四段の指導対局の様子

ところで、今回指導棋士として招くにあたり、幹事の伊藤さんによると 3日後の 3月6日(火)には昇級のかかった重要な対局があるとのことで、来てくれるかどうか心配していたとのことだったが、指導対局の終わった後の食事にも気楽に参加してくれた。

- 上野プロと食事をしながら懇談 -
その食事の時の話で、昇級できるのは3人だけで、最有力候補は上野プロを含めて8勝1敗が4人いる(上野プロは第一局を落とした後に、何と8連勝している)。このうち、上野プロは順位では4番目なので、上位3人全員が3月6日(火)の最終局に勝った場合は上野プロが勝っても昇級することができず、3人の中の1人以上が負けて、かつ上野プロ自身が最終局に勝った場合のみ昇級できる、自力だけでは昇級できない状況の話になった。

幹事の伊藤さんはこの4人の成績やその対戦相手の成績を調べて、上野プロの昇級可能性を計算して、さかんに心配している。本人は平然としているのに周りが過熱状態だった。

私が、
「他の上位3人がどうなるかなんて、考えてもしょうがないよね。」
と言うと、上野プロは、
「そうです。だから私は気楽に指せます。」
続けて、
「実は私は最終局の相手の人とは4回対戦してまだ一度も勝ったことがないんです。」
と言う。
それを聞いたとき私は何故か、それは悪いことではない(かえって今度は勝てるかも知れない)、という気がした。
上野プロは、
「でも今の私はその頃とは違っていますから。」

私は何かが起きそうな予感がしたのだが。。

- 上野プロ、C2組からC1組に昇級 -
そして昨日、3月6日の夜、どきどきしながらインターネットで日本将棋連盟のサイトにアクセスしたが、まだ順位戦の成績は更新されていなかった。

そして今日。昨夜は仕事で徹夜をしてしまい、朝寝て目が覚めたら昼になっていた。
さっそくインターネットにアクセスし、順位戦の成績を探すと、上野四段の名前の上に”昇”の字が!

上野プロ、おめでとうございます。

(こういうことが書けるのも、私が他の3人の棋士のことを知らないからだろうとも思う。
実際私はここ十年くらい将棋から遠ざかっていて、現在のプロ棋士のことはほとんど知らない。今回、日本将棋連盟のサイトの順位戦の成績を見て、そこに有吉道夫九段や大内延介九段など、私が若い頃の時代にトッププロとして大活躍していた棋士の名前を何人も見つけておおいに驚いた。
上野プロはこういう人たちと将棋を指しているのか、と思う。
有吉道夫九段は70歳を超えているとのこと。立派だし凄いことだと思う。)

* 3月3日の上野プロの指導対局の様子(写真、棋譜など)は次の記事(その2)を見て下さい。

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