MeeGo 1.1 SDK をFedora13で使ってみました

ここ1ヶ月程の猛烈に忙しかった仕事が一段落したので、先月11月9日にリリースされたMeeGo 1.1 SDK(Beta版)をFedora13にインストールして動かしてみました。
なおMeeGo SDKが生成するターゲットは、ARM Handset、X86 Handset、X86 Netbookの3つで Desktopは含まれておらず(ま、当然でしょうか)、またサンプルプログラムやオンラインドキュメントも含まれていないので、私は別途インストールしてあるオープンソースの Qt SDK(qt-sdk-linux-x86-opensource-2010.04)も合わせて使っています。

以下、Qt SDKに含まれているサンプルプログラムcalculatorを使って試してみました。

  ターゲットHandset-IA32を生成し、実行
  

  ターゲットNetbook-IA32を生成し、実行
  

  (参考)ターゲットDesktopを生成し、実行
  

MeeGo 1.1 SDKはBeta版としてリリースされています。
   http://meego.com/community/blogs/veli/2010/meego-1.1-sdk-beta-release

We have labeled this release 1.1 Beta. The final version will be aligned with the MeeGo Compliance specification (draft currently under review) and will include MS Windows support (still unstable).

MeeGo 1.1 SDKのインストール、設定の手順は以下のページに従いました。
   http://wiki.meego.com/Getting_started_with_the_MeeGo_SDK_for_Linux
   http://wiki.meego.com/SDK/Docs/1.1/Configuring_QEMU_runtimes

手順の概要は次の通りです。

1. MeeGo SDKのリポジトリをyumのリポジトリ情報に追加。
2. yumコマンドでmeego-sdkをインストール。 (エミュレータとしてqemuを使うので、もしまだ入ってなければqemuもインストールしておく)
3. mad-adminコマンドで上記の3つのターゲット用の環境をインストール、設定。
 (エミュレータQEMUによって立ち上がるルートファイルシステム(runtimeと呼ばれる)の圧縮ファイルがダウンロードされた後、展開、インストールされる。)
4. meego-sdkに含まれているQtCreatorを起動し、ターゲットとなるアプリケーションを生成し、エミュレータQEMU上で実行する。

 注) ARMのruntimeは現時点(2010年12月7日)ではまだ用意されていないようです。

具体的な手順など、試した内容の詳細は次回の記事で紹介する予定です。