LPSA主催「わかばカップ」を見学

今年5月末に将棋の女流棋士による組織、日本女子プロ将棋協会(LPSA)が設立されました。

   http://joshi-shogi.com/

   LPSAは、
    The Ladies Professional Shogi-players' Association of Japan
   の略。英語はずいぶん長い名前です。

この組織は日本将棋連盟に所属する女流棋士のうち17名が独立して新たに作ったもので、当時、ニュースでかなり報道されていたので、多少でも将棋に興味のある方はご存じだと思います。



私は女流棋士が独立に至るプロセスを設立準備委員会のブログで読み、関心を持ちました。

この声明の中の「自分達のことは自分達で決めたいと切に願っているのです。」という一節は、独立の動機、目的をよく表しているように思いますし、とても大切なことだと思います。



先日、9月16日(日)にこのLPSAが主催する、1日で1回戦から決勝戦までを行う1dayトーナメントの4回目の「わかばカップ」が開催されました。
我が社 ナレッジデザインは機会があってこの棋戦の協賛会社になり、その関係で当日の対局の様子を見学させて頂きました。
部屋は控え室と対局室と別々に分かれていて、対局室となった和室では記録や中継の方々もそれぞれの役割に集中して一言も発することなく、しんと静まり返った対局室で女流棋士の方々が姿勢を正して対局にのぞむ姿は非常に美しく、とても印象的でした。

私にとって初めての体験であり、将棋が日本の長い伝統文化であることを強く感じたものでした。

(私はといえば、部屋の隅でちょっとだけ見学させてもらうつもりが、不覚にも中井代表理事の隣の、真ん中あたりの場所に案内されてしまい、部屋の中で私だけが foreign object のように感じ、しばらく見学させてもらったあと、早々に退室しました。せめてGパンで行かなくて良かった。。。)

控え室では、PCに映し出される進行中の対局を見ながら中井代表が優しく説明するのを、可愛らしい女の子二人が無邪気に聞き入っていて、関係者の人たちも一緒に楽しそうに眺めている様子をとてもほほえましく感じました。(あとで、女の子のうちの一人が出場者の小学生女流名人と聞いて驚きました。中井代表の、小さいけれど将棋は強いんですよ、という言葉が記憶に残っています。)

  * 対局や控え室の様子を何枚か撮らせてもらったので、それをこちらに掲載してあります。

当日はLPSAの企画担当の方が最初から最後まで色々配慮しつつ対応して頂き、気持ち良く過ごすことができたのですが、それ以外に対局開始前に、控え室でこれから棋戦に出場する女流棋士の方何人かと、短いものでしたがご挨拶を交わしました。おそらく協賛する側への気遣いということでうれしいことでしたが、それがその後の対局の集中力に影響しなかったかと、あとになって心配になりました。
以前、ある女流棋士の方が、営業も全部自分たちでやるので大変だが、そのことが将棋を頑張ろうという気持ちにつながるので充実している、という意味のことを話すのを聞いて、いい言葉だな、と思いました。
しかし対局当日は将棋のみに集中して頂くことが良い結果につながるに違いないでしょう。

トーナメントの結果は、アマのお二人の健闘もあってメディアでも取り上げられていましたが、最後は女流プロの実力を見せて島井咲緒里初段の優勝となりました。

  マイナビ女子オープン 日刊スポーツ  デイリースポーツ  サンケイスポーツ

私はLPSAのホームページをよく見るのですが、次々と新しい試みがなされるのに感心し、見る側としても楽しく、元気が出て来ます。今回の企画も現場やファンのことをよく知っている方々ならではのユニークなものだと思います。
我が社にとってもたくさんの方々に会社名を知って頂く大いなる機会となり、企画し開催して頂いたLPSAと関係者の方々にとても感謝しています。
新たな課題も出て来るでしょうが、それは新しいチャレンジをするからこそ見つかるものであり、LPSAの方々にはご自分たちの信ずるところに従って、ぜひこのまま進んで行って頂くことを期待したいと思います。